2012年 06月 07日
夕張紀行~④ズリ山発あれこれ
ズリ山(九州ではボタ山)、つまり石炭採掘の際、使い物にならない石を捨てて積み上げたところです。
ここではこの山の中腹のスペースがズリ山、つまり石捨て場となっていたようです。下にあった「北の零年記念館」の脇の石橋もこの関係の施設であり、そこから山の斜面に沿っておそらくケーブルカーのような感じでこの山の上までズリを運んでいたのでしょう。そう考えるとこの一帯全体が大きな産業遺産といえそうです。

人気の無いズリ山のふもとでしばし休憩しました。
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上空を頻繁に飛行機が通過します。新千歳へ北側からアプローチする空路の下にあるようです。
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さて戻るか!その瞬間、ズリ山にエゾジカの姿が見えました。しばらく固まった後斜面を駆け上がって消えていきました。向こうのほうがびっくりしたことでしょう!
標準ズームをつけていたので引いた画しか撮れませんでしたが見えますか?

そういえばこの日は撮影こそできませんでしたが、キタキツネにも2回遭遇しました。
熊に遭っても不思議じゃなかったな、とも思います。(汗)
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降り際にもう一度斜面の石橋を撮影。こんなものを作るほどだった往時の音が聞こえるようです。
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さて、気がつけば13時を回り空腹を覚えていました。また駅まで戻って名物のカレーそばに挑戦です!
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ここはフードコートのようになっていて、いろんなものを注文できました。目移りしましたが、初志貫徹でカレーそば。さらにラムのガーリック焼きをつけてみました。車なのでビールは飲めず、残念!
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超盛りだくさんですが、食事の後向かったのは「夕張めろん城」(跡)です。実はこの施設も2006年に破綻した歴史村の関連施設で、その後一時再開されたものの現在はまた営業休止となっています。今後の行方はまだ不透明のようですね。
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これでやっと半日って感じです。まだ続きます。

by obokaza | 2012-06-07 18:00 | 紀行 | Comments(6)
Commented by lucentx at 2012-06-07 22:56
こんばんは
ズリ山、そう言えばボタ山という言葉は聴き覚えが
ありますが、実際に見るのははじめてかもしれません。
緑の中に、朽ち果てた人口物があると何か心惹かれる
ものがあります。
石橋も、気になる存在感がありますね。
ズリ山で鹿、どこにと探してしまいましたよ。
拡大して、あ!見つかった。

カレーそば、とはまたディープですね。
でも、背後のラムのガーリック焼きが気になります。
ビール、そうですよね~(笑)

夕張めろん城、営業していなようには見えない立派な姿です。
Commented by mackenrow2 at 2012-06-08 12:03
エゾシカ見つけました!
鹿ってかわいいですよね(^^)

こうして炭鉱跡を見てると、栄えてた頃の炭鉱を見てみたくなりますね、タイムマシンでも無いと無理なんですけどね(笑)

炭鉱が栄えてた頃の日本は全国的に活気があって人々も輝いていたのかな。。。映画の三丁目の夕日みたいに。。。
何でも便利な世の中にはなったけど、その代わりに失った物もたくさん有るのでしょうね。
Commented by Lapis-k at 2012-06-08 21:22
エゾジカ、拡大画面で見ることが出来ました。
立派な建物ですが、
人が使わないと、建物は傷むそうですね。
Commented by obokaza at 2012-06-08 22:35
lucentさん、こんばんは。

鹿、ちょっと小さかったですね。この山登りには望遠を含めた
大き目のバッグはちょっと怖くて標準ズームだけで行きました。
ラムのほうが気になりましたか?カレーもかなり辛口、
そしてこのラムがやや甘く感じられ、ホントにビールが欲しくなりました。

Commented by obokaza at 2012-06-08 22:38
マッケンさん、こんばんは。

小さくてすいません!でもこの崩れやすい急斜面をぴょんぴょんと
登っていったのには驚きました。かなり焦らせてしまったようです。
栄えていたころの様子は、おそらく博物館に入れば味わえたんだと思いますよ。
Commented by obokaza at 2012-06-08 22:40
Lapis-kさん、こんばんは。

拡大で確認いただけてよかったです!
めろん城は遊園地とは違って、一応営業開始を目指しているそうです。
なので最低限の手入れはなされているんだと思います。
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